2018年9月7日より、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の大人気期間限定イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」が始まりました。
今年のコンセプトは“ハロウィーン新時代”。子どもから大人まで広く楽しめる「3つのハロウィーン」が展開されています。
そして特に注目を集めるのが、毎年大人気の『ハロウィーン・ホラー・ナイト』。今年はその中に「大人ハロウィーン」と「絶叫ハロウィーン」の2つがあり、それぞれ違ったコンセプトのホラーを提供。ゲストそれぞれが自分にぴったり合った楽しみ方を選ぶことができます。
さて、この記事では「大人ハロウィーン」と「絶叫ハロウィーン」の2つの枠で開催されているホラーアトラクションのうち、追加料金なしで楽しめるアトラクション6つを体験した感想をまとめています。
アトラクションの開催場所、整理券の取り方や待ち時間についてなどの情報と体験した感想を中心に掲載しています。怖さのレベル比較などのランキングも作成してみましたので、是非参考にしてみてくださいね。
この記事ではアトラクションを体験した感想を書いていますので、ネタバレとなる可能性が高くなっています。ネタバレと思われる部分はクリックもしくはタップしないと見られない仕組みにして隠しておきますが、何も知らない状態で体験したいという方はご注意ください!
なお、「大人ハロウィーン」の有料アトラクション『ホテル・アルバート』に関しては、一切のネタバレが禁止されていますので、この記事内では触れていません。
この記事で取り上げるホラーアトラクションはこちら!
記事冒頭で「6つのアトラクションについてまとめている」と書きましたが、具体的には以下のアトラクションです。
- カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜
- ザ・サバイバル〜デッドマンズ・フォレスト2〜
- 貞子〜呪われたアトラクション〜
- ブラッド・レジェンド
- サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ
- インシディアス〜ザ・ラスト・キー〜
登場順はランダム決めたもので、怖さのレベル順などではありません。(レベルに関してはこの記事の後半で取り上げます。)
それでは各アトラクションについての情報・感想/体験レポートをご覧ください!
ザ・サバイバル〜デッドマンズ・フォレスト2〜
昨年に初登場した『デッドマンズ・フォレスト』がパワーアップして開催されています。昨年の続編という形ですが、ストーリーはわかりやすく初めて体験する方でも大いに楽しめます。
開催は午前10時から。整理券は不要で、中学生以上であれば並べば原則誰でも体験できます。
開催場所はアトラクション『バックドラフト』。『バックドラフト』の最後の火災を見る部屋に行く前に外に出て、そこから森など屋外のゾーン、そして別の建物に入るという、大きく分けて3つの場面があり、内容は充実しています。
『バックドラフト』の建物内でストーリーやこれからの流れについての説明があるのですが、これがとてもわかり易かったです。自分がどのような状況に置かれているのかという、アトラクションの世界に入り込むのに重要な説明です。
森には「奴ら」(ゾンビ)がうじゃうじゃ。茂みに隠れていたりして、いきなり飛び出てきたりもします。ここは昼と夜で雰囲気が変わります。夜の方が怖いですね。
屋外の部分ではただ森を抜けるだけではなく、いくつかのイベント(?)的なのものがあります。「奴ら」の動きを止めるために仕掛けた罠では「PPC170」という「奴ら」に効く薬品を浴びせることになり、一緒に行動しているグループの中から5人選ばれ、装置のボタンを押します。すると、薬品(水)がこちらにもかかってくるという仕掛けがあったりします。
屋外部分を抜けて建物に入ってからは、「奴ら」をやり過ごすために隠れたり、脱出するための鍵を探したりします。最後どうなるのかは、詳細体験レポートの記事で!
全体を通して誘導や指示を出す軍人(クルー)さんがいるので、安心感があります。また後ほど紹介するホラーアトラクションと違って、驚かせてくる仕掛けは少なめですのでビックリする怖さはあまりありませんでした。怖さよりも緊迫感を味わえるアトラクションで面白かったです!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの流れや詳細な感想・体験レポートは以下の記事に書いています!

貞子〜呪われたアトラクション〜
今年も日本を代表するホラーコンテンツ「貞子」によって、アトラクション『ターミネーター2:3-D』が呪われます。開催は18時からです。
ここ数年毎年開催されていますので、過去に体験された方も多いかと思います。昨年までと基本的な内容は同じです。
通常通りに始まるアトラクション、綾小路麗華さんの毒舌っぷりも健在。
その後「素晴らしいビデオ」を見るわけですが、途中から様子がおかしくなりビデオは途中終了、上のステージに何かの影が……。
そのままメインシアターへ進み、プレゼンテーションが始まるかと思いきや、謎の着信音が聞こえてきます。その電話の持ち主のゲスト(風のキャストさん)が電話に出ると、悲鳴を上げてどこかへ言ってしまいます。
そのあとあちこちから着信音が聞こえ、さらには綾小路さんの電話にも謎の着信が……。
そしてスクリーンにも異変が起き、ついに貞子がステージ上に登場します。その貞子は一瞬で客席部分に移動、いろいろな場所に登場します。
いろいろな場所と言っても通路側しか出てこないので、客席中ほどに座っていればほとんどビックリすることはありません。
ターミネーターのアトラクションといえば、最後の爆発のシーンで座席がガタンと下がりますが、貞子バージョンではこの仕組みは2回使われます。
このアトラクションは最後、衝撃のラスト(?)を迎えます。
綾小路麗華さんが登場し、「ハロウィーン特別バージョンでお送りしました〜!」と明るく全て演出であったことを話します。
しかしその背後には再び貞子が……。
このアトラクションはここ数年毎年開催されており、体験したことがある方も多いと思いますので、個別の詳細記事は作成していません。ご了承ください!
ブラッド・レジェンド
昨年まで『学校の怪談』が開催されていたシネマ4-Dシアターのホラーナイト枠で、今年は『ブラッド・レジェンド』という新たなアトラクションが開催されています。
整理券は不要で、中学生以上であれば並べば原則誰でも体験できます。平均的な待ち時間は20〜40分。休日はこれより長くなるかと思います。
全体的な感想としては「まるで映画のようなクオリティ」でした。シアター自体は10分ほどですが、この短い時間に怖さが凝縮されていて大満足の内容でした。
皆さんは吸血鬼の存在を信じますか?
このアトラクションは、17世紀のハンガリー王国に実在した、世にも美しい伯爵夫人エリザベートに関するストーリー。エリザベートは己の美貌を保つために少女たちの血を求め続けたとか。
さて、このアトラクションの映像の主人公は、ハンガリーに旅行に行っている若い日本人女性2人組。自撮りで旅の思い出を記録している設定です。
2人組の片方がとある美術館に行きたいと言い、2人で向かうことに。着けばそこはなんとも怪しげな洋館。ここで第一のビックリポイント、ホラーではなくコウモリによるものです(笑)
その後、謎の少年に導かれ洋館の中へ。入口からはイケメン(?)の男性の案内で建物内を進むことになります。
最初は美術館と思い洋館の中を見学する2人ですが、そのうち怪しい雰囲気へ……。
ここから先は詳細体験レポートの記事で!
簡単な感想だけを述べておきますと、ホラー映画に椅子の動きや水飛沫が加わった感じで、初めての体験の場合はかなりビックリするところが多いです。ホラー映画がとても苦手な方には少し厳しいかもしれません。
POV(Point of View Shot、主観ショット)で臨場感も満載。先程も書きましたように、クオリティもかなり高いので是非体験してみてください!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは以下の記事に書いています!

カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜
チャッキーが登場するホラーアトラクションは、2014年の『チャッキーのホラー・ファクトリー』から始まって今年で5年目。昨年から『カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜』にリニューアルされ、今年は昨年と同じものが開催されています。
開催時間は午前10時からで、開催場所はステージ18。場所は『ホテル・アルバート』やこの次にご紹介する『サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ』と同じですが、入口が少しややこしくなっています。
エントランス側から見て、シネマ4-Dシアターの手前で左に曲がると上の写真のように大きな看板があります。
そのまま直進すると『カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜』と「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ』のアトラクションの入口があり、チャッキーは少し奥の方になっています。
整理券は不要で、中学生以上であれば並べば原則誰でも体験できます。
平均的な待ち時間は、20〜40分くらいだと思います。待ち時間が短い時は、待ち列にあるモニターで流れているストーリーを見る間があまりないままスタートしてしまうこともあります。
アトラクション全体を通して、かなりビックリポイントが多くなっています。
「狂気病棟」という名の通り、舞台は病院。そのため、血や内臓が見えたりするなど、かなりグロテスクなシーンも多いです。
驚かせ方としては、窓やカーテンの奥からいきなりナイフを持ったチャッキーが出てきたり、チャッキーに襲われ倒れている患者がいきなり起き上がってきたりします。
最後にはチェーンソーを持ったチャッキーが後ろから登場し追いかけてきます……。
後ほどランキングで詳しく触れますが、今年開催のホラーアトラクションの中でも1位2位を争うくらい怖いアトラクションです。
このアトラクションは昨年から開催されており、体験された方も多いと思いますので、個別の詳細記事は作成しておりません。ご了承ください!
サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ
今年新たに登場した『サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ』は、「大人ハロウィーン」の枠のホラーアトラクションです。
開催場所は一つ前の『カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜』と同じステージ18で、入口も近いところにあります。
このアトラクションの体験には整理券が必要で、パークオープンからバッテリーパーク(レストラン「メルズ・ドライブイン」の向かいのゲームコーナー付近。入口はステージ14側、下の写真参照)にて配布されます。なお、小学生以下は体験できません。
整理券制ですので、指定された時間に行けばほとんど待ち時間無しで体験することができます。ただそれによって、待ち列で流れているストーリーをあまり理解できないまま始まってしまうことがあります。
このホラー・メイズにいる幽霊は基本的に向こうから驚かせてくることはありません。こちらが音を立てたり、声を出したりすると寄ってきます。
幽霊はあちこちにいて、なんとも不気味な感じがします。その中を音を立てずに進まなければいけない緊張感を味わえます。
途中、天井から鎖がぶら下がっているところがあったりして、通るとどうしても音がなってしまう仕掛けも。
緊張感であまり気がまわらないかもしれませんが、このアトラクションの舞台は船です。内装もかなり凝った作りになっていますので、是非注目してみてください。
「絶叫してはいけない」という新たなタイプのホラー・メイズで面白かったです!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは以下の記事に書いています!

インシディアス〜ザ・ラスト・キー〜
筆者が体験前に最も恐れていた(?)アトラクションが、この『インシディアス〜ザ・ラスト・キー〜』です。
開催場所はパレスシアター。スパイダーマンのアトラクション入口から少しラグーン側に行ったところにあります。
このアトラクションの体験には整理券が必要で、パークオープンからステージ14(元年間パスセンター、下の写真参照)にて配布されます。なお、小学生以下は体験できません。
整理券制ですので、指定された時間に行けば少しの待ち時間で体験することができます。
このホラー・メイズでは、今までになかったような仕掛けで驚かせてきます。驚かす仕掛けのセンスが素晴らしく、いつ来るのか予想ができません。
1グループ8人で、全員でロープを持って進みます。そのため自分のペースで進めない=逃げられません。ロープを持たない場合、前後に広がってしまうと後ろにいる人は前の仕掛けが先にわかってしまったりしますが、このアトラクションでは絶妙なタイミングで来るので、前の人も後ろの人もビックリします。
アトラクション名にも入っている「ザ・ラスト・キー」に関する、とあるミッションがあります。これについては詳細体験レポートの記事で書いています!
ロープを持っていることもあり、進むスピードは遅くなります。アトラクションの体感の体験時間は結構長く感じました。
最後、ロープを返却して終了かと思いきや……。油断は禁物です。
ホラー・メイズの真骨頂。完成度もとても高いです!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは以下の記事に書いています!

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