映画『SING』を全く知らない人がUSJの「シング・オン・ツアー」にいきなり参加しても楽しめるのか【体験レポート】

2019年4月18日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に新アトラクション「シング・オン・ツアー」がオープンした。
 
ミニオンが登場する『怪盗グルー』シリーズなどを制作していることで有名な、米イルミネーション社が2016年に公開した(日本での公開は2017年)アニメーション・コメディ映画『SING』。
 
その『SING』の世界観を“アニメーション”ではなく“リアル”で再現し、ライブ・ミュージカル・ショーとしてアトラクション化したのが「シング・オン・ツアー」である。
 
USJファンである筆者は「なにはともあれ、とりあえず見に行ってみよう」と、オープンの翌日4月19日にその「シング・オン・ツアー」に行ってみた。今回はその体験レポートをお届けする。
 

「シング・オン・ツアー」概要

新アトラクション「シング・オン・ツアー」を知らない方のために、簡単な概要を記しておく。必要のない方は次の見出しまで読み飛ばしてほしい。
 
アトラクション名:シング・オン・ツアー
アトラクション形式:シアター・ライブ・ショー
開催場所:イルミネーション・シアター
公演時間:1回約20分(開催時間帯はショー・スケジュールで確認できる)
公式WEBサイト:https://www.usj.co.jp/sing/
ストーリー:
舞台は「イルミネーション・シアター」。
劇場の支配人バスター・ムーン率いる世界的ミュージカル・ショー「シング・オン・ツアー」の、記念すべき第1回公演が、ここユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、今まさに始まろうとしている。でもちょっと待って!彼らにハプニングは付きもの。
なんだか不穏な空気がシアターに漂う中、アッシュにジョニー、グンターにロジータ、そしてミーナは、歌への愛と情熱をチカラに、見ごと、ショーを成功させることができるのか!?

実は映画『SING』をほとんど知らなかった

記事タイトルに書いたのでわかっていらっしゃる方も多いと思うが、筆者は映画『SING』を全くもって知らない。
 
USJのファンである以上、イルミネーション社がそういうタイトルのアニメーション映画を製作していることくらいは知っていたが、内容に関しては「動物が歌う」というくらいの理解しかなかったのである。
 
私事ではあるが、筆者は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ジュラシック・パーク』、『ターミネーター』といった映画が好きなのであって、『怪盗グルー』シリーズを始めとしたアニメーション映画はほぼノーマークであった。
 
この状態でUSJファンを名乗ってよいのかという疑問が生じるが、ファンといっても色々な在り方があると、自分で自分を納得させることにしたい。
 
今回は一切の予習なし。映画『SING』のメインキャラクターの名前はおろか、それがコアラであることをアトラクションオープンのニュースで知ったような状態で「シング・オン・ツアー」を体験することとなった。
 
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オープン2日目、やはり盛況だった

運行時間に要注意

4月19日、16時ごろまで別の予定があった筆者はそれが終わってからUSJへ向かった。
 
この日の「シング・オン・ツアー」は、【9:00〜18:30随時運行】、これはUSJ公式WEBサイトのショー・スケジュールページで確認できる。
 
筆者がUSJに到着したのは17時20分ごろ。「18時30分までの随時運行=18時30分が最終公演」であり、この場合18時30分から現在の待ち時間を引いた時間にアトラクションへの案内(待ち列へ並ぶ)が締め切られると考えられた。
 
筆者は一直線に「シング・オン・ツアー」の開催場所「イルミネーション・シアター」へと向かった。そこは以前まで年間パスの登録センターとして使われていた場所なのでわかりやすい。
 
待ち列へ並んだのが大体17時25分くらいで、この時の待ち時間表示は60分。先ほど書いた考えからすると、案内締め切りの時間ギリギリであった。
 
実際、筆者の後ろに15人ほど並んだところでその日の「シング・オン・ツアー」の案内は締め切られた。
 
「シング・オン・ツアー」を体験する際は、その日の運行時間と待ち時間を合わせて確認し、余裕を持って行くことをお勧めする。

キューライン(待ち列)はなかなか進まない

「シング・オン・ツアー」の会場「イルミネーション・シアター」の定員は約500名。
 
1公演終われば約500名分一気に進むが、止まるとその公演が終わるまでほぼ進まなくなる。
 
ライド系のアトラクションと違って、同じ場所で立ち止まったままでの待機時間が長くなるわけだが、少しずつ進むという動きがなくなることで体感時間が長く感じた。
 
列に並び始めてから約30分後、屋外の待ち列から建物の中、シアターの前室へと進んだ。
 
シアターの前室ではその形からわずかに年パスセンターの面影を感じたが、壁や天井の装飾は完全にアトラクション仕様へと変わっていた。
 

いよいよ「シング・オン・ツアー」を体験!

前室での映像は情報量が多い!

シアターの前室に入ってさらに25分ほど経つと、各所に取り付けられたモニターに映像が流れ始めた。
 
アトラクションがどういう状況で始まるのかが説明される映像で、多くのアトラクションに用意されている。特にストーリーを知らないものに関しては、筆者はしっかりと見るようにしている。
 
「『シング・オン・ツアー』のステージの舞台裏の中継」という設定の数分間の映像をしっかりと見たが、展開がものすごく早く情報量が多かったため、初見の筆者にとっては3分の1程度しか理解できなかった。このことは笑い事で済ませたい。
 
ここまではまだシアターの前室までのお話。アトラクションはここからだ!

ついにシアター内へ

映像が終わると扉が開き、シアターへ約500名のゲストが流れ込む。
 
やはり前方や中央部の席が人気でそこから席が埋まっていく。その次は、中央が埋まり流れが止まることによって、ステージ上手(ステージ向かって右側)が埋まりやすい。
 
ほぼ最後尾に並んでいた筆者がシアター内に入った時は、ステージ下手側の後方ブロックの座席しか空いていなかった。
 
せっかくならシアター全体を見渡せるところが良いと考え、下手側ブロックの一番後ろの座席に座った。
 
このアトラクションは随時運行のため、早くから並んで前方の座席を取るということが難しい。
 
しかし、これは見終わってからの感想であるが、このシアターはどこの座席に座っても十分に楽しめると思う。
 
キャラクターに注目したいのであれば前方の方が良いのは間違いないが、ステージやシアター内の演出の全体を見るのにはむしろ後方の方が良かったりする。
 
ちなみに座席は、アトラクション『ターミネーター 2:3D』の座席と比べて、はるかに座り心地が良い。
 
さて、全員が着席すると客席最前列でクルーさんが地声で何やらアナウンスをはじめた。
 
ここで、劇場事務員であるミス・クローリーの目玉が外れて、その目玉の位置をゲストの声で教えてあげるというくだりがある。

映像や照明などの演出が凄い!

そうしてようやくショーが始まった。
 
この時点でほぼちょうど18時30分。運行時間帯と待ち時間の表示に間違いがなかったことを確認できた。
 
まず登場するのは劇場の支配人、バスター・ムーン。声は内村光良さんである。ステージ上部から吊るされた月のオブジェに乗って登場、そこそこ自然な動きをしている。
 
この調子でショーの流れを追っていきたいところであるが、筆者の『SING』に関する知識と語彙力では到底ショーの全容を文字だけでお届けすることは不可能である。
 
よってここでは、筆者が感じたことを書くにとどめておきたい。そう、この記事のメインテーマは「『SING」を知らなくても楽しめるのか」である。
 
ショー全体を通して素晴らしいと思ったのは、ムービングライトやディスプレイなどの、「光」系の演出である。
 
ステージ後方に設置されたディスプレイの精彩さと明るさは、映画館のスクリーンの比ではないレベルで感動した。
また、各所に取り付けられたムービングライトはライブ感を大いに演出する。
 
これらは言葉では到底、映像でも全ては伝わらないため、ぜひ現地で体験してほしい。
 
他にも、ピアノが床面を滑るようにひとりでに動いてきたり、キャラクターが客席中央の通路まできてくれたり、シアター内が急に真っ暗になったと思えば天井から光るイカを模したカラフルなライトが降りてきたりするといった、ゲストを楽しませてくれる演出がいくつもあり、非常に面白かった。

まとめ 〜結局筆者は「シング・オン・ツアー」を楽しめたのか?〜

「シング・オン・ツアー」はミュージカルの新アトラクションであるのに、歌やダンスなどキャラクター関する部分にほぼ触れないままここまできてしまった。
 
その点については他のUSJファンのブログやレビューを参照していただければと思う。
 
さて、結論である。
 
映画『SING』について全く知らなかった筆者だが、「シング・オン・ツアー」は十分に楽しむことができた、そう感じている。
 
ありきたりな結論で申し訳ないが、個人的には一般のゲストの視点とは少し違う視点で楽しめたと思っている。
 
映画『SING』を観たことがある方はもちろん、イルミネーション作品が好きな方、洋楽が好きな方、ライブの舞台演出が好きな方は楽しめるのではないだろうか。
 
また、子ども連れの家族にも大変お勧めできるアトラクションだと感じた。
 
これから夏に向かうにつれどんどん気温が高くなっていくが、シアター内は常に適温である。
 
『SING』の世界を楽しみに行くのはもちろんのこと、時には疲れた足を休めに、そして時には外の猛暑から逃れて涼むために、しばしば通いたいと思った次第である。

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