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ミステリ初心者にもおすすめ!米澤穂信せんせーい![前編]

どうもどうも、みなさん、カリメーラ!

寒い河と書いて、さむかわと読む寒河です。

寒河と書いて、「そうご」とも読めるらしいですね。(そうごってカッコよくない?ペンネーム寒河寒河に変えようかな。読みは、さむかわそうご。そうごそうご、じゃないよん。たぶん変えないけど)


今回の記事では、米澤穂信さんの作品を紹介したいと思います。(他の人が散々、ブログやらなんやらで紹介しまくってるから、僕が書く必要ないのでは?とも思いました。ですが、自分の言葉で語らずにはいられなかった……!)

まず米澤穂信さんの紹介をちょこっと。

  • 2001年
    『氷菓』でデビュー
  • 2004年
    『さよなら妖精』で名を広める
  • 2010年
    『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞を受賞
  • 2012年
    『氷菓』がアニメ化
  • 2014年
    『満願』で山本周五郎賞を受賞
  • 2017年
    『氷菓』が映画化

また、『満願』と『王とサーカス』はミステリ雑誌3誌で2冠達成。

とまあ、大雑把にはこんなところでしょうか。詳しくはウィキへゴー!

タイトルでも言いましたように、米澤穂信作品を読んだことないなら、ぜひ読んでみてください。

雷に打たれたように震え、カルガモのように「クゥエエェェェエェー!!︎」と泣き叫び、街の中をホットドッグを頬張りながら全力疾走し、布教したくなるに違いない!

(そんなこと起こらないので、心配せずに読んでください。もしそうなったら、……どうしよう?その人が変な目で見られないように、僕も一緒にそれをやるか?……いや、変人が増えただけだな)

さあて、さっそく小説を紹介していきますぞい!

 

1.〈古典部〉と〈小市民〉

氷菓

何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。
さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。
米澤穂信、清冽なデビュー作!

引用:『氷菓』- KADOKAWA

寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!まず紹介するのは、米澤穂信さんのデビュー作。その名も『氷菓』

お安いよ、軽いよ、1冊どう?

 

閑話休題(ピヨッピヨッ🐤)

 

怠惰な男子高校生と好奇心の権化と多趣味ピンクと毒舌リトルガール(この言い方、悪口に聞こえるかな?的を得た言い方だと思うんだけど)の4人の古典部部員が日常の謎を解いていく、というストーリー。

最後にタイトルの『氷菓』の意味に関わり、ある人物の悲痛な思いが伝わる謎と向き合います。

ジャンルは青春ミステリ。

登場人物達はそれぞれが抱えた、答えがあるかも分からないものに向き合っていきます。

そこらのキャラクター小説のキャラのような軽さは無く、ちゃんとした存在を感じますね。

ただの青春小説と思うことなかれ。
若さの輝きの裏には、暗がりもある。

あらゆる苦さ、辛さを知り、成長していくのも青春です。楽しさだけでない「青春」を表した素晴らしい物語です。
(急にまじめに語っちゃった。でも、言いたいことは言えた。伝わるかどうかは別として)

 

〈古典部〉シリーズには、『氷菓』に続き、

  • 『愚者のエンドロール』
  • 『クドリャフカの順番』
  • 『遠回りする雛』
  • 『ふたりの距離の概算』
  • 『いまさら翼といわれても』

が刊行されています。

年に何回も読み返すほど、好きなシリーズです。

アニメ化もしてます。そっちも面白いよ。
作画、風景、雰囲気、キャラクター、謎、全て良し。

 

春期限定いちごタルト事件

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生。きょうも2人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、2人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に駆られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星をつかみとることができるのか? 新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

引用:『春期限定いちごタルト事件』 – 東京創元社

あなたに直したい、隠したい特技や癖はありますか?

ちなみに僕は、意識しないと口をポケーッと開ける癖をどうにかしたい。

(たまに考え事してたら、口開いて、目も虚ろになるんだよね。「お前の熱い魂はどこにいったんだ!?やる気を出せー!!」とか言われかねないぐらいに。というか魂どっかに行ったら、その声聞こえてないと思うんだけど)

 

閑話休題(ピヨッピヨッ🐤)

 

このシリーズは〈小市民〉シリーズと呼ばれています。

こちらもジャンルは青春ミステリ。しかし、〈古典部〉シリーズよりはだいぶヘビー。

 

学校外で起こる事件が中心。

読んだらわかると思うけど、ある人が最後に怖く感じるようになる。背中を見せたら牙で噛まれそう。イメージよ、イメージ。(亀の甲羅、必須。絶対必須)

小山内さんは可愛いし、小説内にでてくるスイーツも美味しそう。

小山内さんのミステリアスなところとかも。意外で意外な一面もあるし。

(小山内さん贔屓になってる?仕方ないよ。僕は亀の甲羅持ってないし。……読んだらわかる)

 

僕は『夏季限定トロピカルパフェ事件』が凄いと思いましたね。

全体のストーリー構成、伏線の絡め方。

〈小市民〉シリーズの中ではあれが1番面白かったと、僕は思います。(秋期は小鳩くんあんまり出てこないし)

〈古典部〉と同様に読みやすい。けど爽やかさとかはあまり無いなあ。

見た目はライト!中身はヘビー!だから。(コナンのアレみたいだな)

「どうせ、男女がイチャイチャするミステリなんでしょ」とか思っちゃいけない。(そんなこと思ってたら、小さな狼来るわよ!)

〈古典部〉シリーズを読んだ後におすすめ。

 

 

2.『犬はどこだ』と『インシテミル』

犬はどこだ

開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。――それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして……いったいこの事件の全体像とは? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

引用:『犬はどこだ』 – 東京創元社

主人公は脱サラ犬専門探偵、紺屋長一郎。
彼は犬探しのような仕事を待っているのですが、なかなかそういった依頼が来ない。
やがて人探しの依頼と古文書解読の依頼が来るのだが……。というストーリーです。

タイトルが彼の想いを象徴してますね。
犬(の仕事)はどこだ、と。

僕も言いたい。
僕の明るい未来はどこなの〜!?
(自分で探しな!と言われる。絶対言われる。わかってるよ、探してるよ!タンスの裏とかさ!逆ギレ)

 

物語は緊迫感もなく始まります。
だって脱サラした犬専門探偵からどうやってシリアス展開に繋がると思えるよ?

(僕はトイレ専門探偵がいてもいいと思うんだよね。こんな感じで。

「海外行った時、トイレが無くて困りませんか?そんな時にはそう!このトイレ専門探偵がおすすめ!聞き込み調査で素早くトイレの場所を探してくれます。どうですか?一家に1人?ちなみに、決めゼリフは、『トイレはいつも1つ!』です」

……いや、1つとは限らんし。ショッピングモールにトイレ1つしかなかったら、トイレ恐慌起きるし。またコナンだし)

 

閑話休題(ピヨッピヨッ🐤)

 

トントンと話は進んでいくんですが、話が進むにつれて、ストーリーは不穏な空気を醸し出し始めます。

そして伏線が回収され、衝撃のラストへ!

(ありきたりな言い方だけど、この言い方しかできない。なんか良い言い方ないかな。

「隠された鍵(伏線)を集めたら、行き着いたのは思いもよらぬ場所(ラスト)!紺屋長一郎はいったいどうなってしまうのか?」とか?

宝探しの冒険みたいになっちゃってるな)

 

米澤穂信作品の中では印象が薄めのやつだけど、滅茶面白いから。読んでなかったらぜひ読んで!

 

インシテミル

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給11万2000円がもらえるという破格の仕事に応募した12人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった——。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

引用:『インシテミル』 – 文藝春秋ブックス

世間では「あまり良くない」という評価が多いようです。

しかし、この寒河、相当酷くない限りはだいたい褒めます。欠点を挙げることはあっても、最後は褒めます。我が子のように褒めます。

(研究家、批評家なら、客観的に分析して書くべきでしょう。だがしかし!僕は僕の感想を書くだけです。僕が面白くないと思ったものを、面白いと書くことはしません。しかし他の人々が面白くないと思ったものでも、僕が面白いと思えば面白いと書きます。あくまでも感想ですから。)

 

閑話休題(ピヨッピヨッ🐤)

 

閉鎖空間で起こる殺人モノ。一般的にクローズドサークルと呼ばれるものです。

人を殺せば賞金が増えるという、非人道的ルールのもとでストーリーは進みます。

僕がこの小説を読んだのは4、5年前なのですが、その時はあまりミステリに慣れていなかったのでとても新鮮でした。

 

あと1人1人に人を殺すための武器が与えられるのですけど、ロープ渡された人いるんですよね。

なに、あれは米澤先生の茶目っ気が発動したの?ロープって。

(僕がその現場でロープ渡されたら……、うん、とりあえずドアの足元にロープ張って罠作るかな。気づかず部屋に入ったら足引っかかるように。んで、部屋に閉じこもる。やったあ、引きこもりの完成だい!)

そしてその武器が謎の解決をまた複雑にしてくれるんですよね。

米澤先生の描写力もすごい。人物の切迫感とか焦り、緊張がよく伝わってくる。
その場にいるかのように思えました。

(本当に僕がそこにいたら、ストレスで1日でハゲますね。剃髪したのか?って疑われるレベルで。それで悟りを開いて座禅してるかな。これ、ある意味結構安全じゃない?
昨日まで普通だったやつが、翌日ボウズになって座禅してたら近寄るやついないよね。
「そっとしておいてやろう……」みたいな感じで)

 

読み始めたら止まらない。止まれない。

緊迫感、緊張感、恐怖がスパイスとなって面白さに拍車がかかります。

さあ、物語に浸って「淫してみて」くださいね。

 

前編まとめ

今回は米澤穂信ビギナー向けに米澤穂信作品の紹介をしました。

次回はおそらく後編かな。

そこで、さらなる面白い米澤穂信作品を紹介します。『さよなら米澤穂信』とか。

違う、『さよなら妖精』です。予測変換め……。

『さよなら米澤穂信』出たら、絶対泣く。いろんな意味で絶対泣く。ファンとしては出ないことを祈る。

 

さて次回は、

  • 『折れた竜骨』
  • 『儚い羊たちの祝宴』
  • 『さよなら妖精』
  • 『真実の10メートル手前』
  • 『王とサーカス』
  • 『満願』

を紹介します。お楽しみに〜。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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