2019年9月6日より、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の大人気期間限定イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」が始まりました。
特に注目を集めるのが、毎年大人気の『ハロウィーン・ホラー・ナイト』。USJの一年で、最も盛り上がるイベントといっても過言ではありません。
さてこの記事では、期間中に開催されるホラーアトラクションのうち、追加料金なしで楽しめるアトラクション6つを体験した感想をまとめています。
アトラクションの開催場所、整理券の取り方や待ち時間についてなどの情報と体験した感想を中心に掲載しています。怖さのレベル比較などのランキングも作成してみましたので、是非参考にしてみてくださいね。
この記事ではアトラクションを体験した感想を書いていますので、ネタバレとなる可能性が高くなっています。ネタバレと思われる部分はクリックもしくはタップしないと見られない仕組みにして隠しておきますが、何も知らない状態で体験したいという方はご注意ください!
なお、「大人ハロウィーン」の有料アトラクション『ホテル・アルバート 2 ~レクイエム~』に関しては、一切のネタバレが禁止されていますので、この記事内では触れていません。
この記事で取り上げるホラーアトラクションはこちら!
記事冒頭で「6つのアトラクションについてまとめている」と書きましたが、具体的には以下のアトラクションです。
- カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド ~ブラックホール~
- バイオハザード・ザ・エクストリーム
- エリア 51 ~未確認物体との遭遇〜
- ブラッド・レジェンド
- 貞子 〜呪われたアトラクション〜
登場順はランダム決めたもので、怖さのレベル順などではありません。(レベルに関してはこの記事の後半で取り上げます。)
それでは各アトラクションについての情報・感想/体験レポートをご覧ください!
カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜
チャッキーが登場するホラーアトラクションは、2014年の『チャッキーのホラー・ファクトリー』から始まって今年で6年目。一昨年から『カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜』にリニューアルされ、今年は昨年までと同じものが開催されています。
開催時間は正午(12:00)からで、開催場所はステージ18。場所は『ホテル・アルバート 2 〜レクイエム〜』や『バイオハザード・ザ・エクストリーム』の整理券配布場所と同じですが、入口が少しややこしくなっています。
整理券は不要で、中学生以上であれば並べば原則誰でも体験できます。
平均的な待ち時間は、20〜40分くらいだと思います。待ち時間が短い時は、待ち列にあるモニターで流れているストーリーを見る間があまりないままスタートしてしまうこともあります。
アトラクション全体を通して、かなりビックリポイントが多くなっています。
「狂気病棟」という名の通り、舞台は病院。そのため、血や内臓が見えたりするなど、かなりグロテスクなシーンも多いです。
驚かせ方としては、窓やカーテンの奥からいきなりナイフを持ったチャッキーが出てきたり、チャッキーに襲われ倒れている患者がいきなり起き上がってきたりします。
最後にはチェーンソーを持ったチャッキーが後ろから登場し追いかけてきます……。
後ほどランキングで詳しく触れますが、今年開催のホラーアトラクションの中でも1位2位を争うくらい怖いアトラクションです。
このアトラクションは一昨年から開催されており、体験された方も多いと思いますので、個別の詳細記事は作成しておりません。ご了承ください!
スペース・ファンタジー・ザ・ライド ~ブラックホール~
ハロウィーン期間中、『スペース・ファンタジー・ザ・ライド』はブラックホール版となって運行されています。
期間中はパークオープンからクローズまで、一日中ブラックホール版で運行。整理券はなく、小学生以上で身長の要件等を満たしていれば、誰でも体験することができます。
平均的な待ち時間は40〜60分、混雑時で80〜120分くらいです。
基本的には、真っ暗闇の中を進むスペース・ファンタジー・ザ・ライドといった感じですが、しっかりとしたストーリーがあったりライド中も音声が流れてくるので、そこそこ面白いです。
暗闇の中のジェットコースターといえば東京ディズニーランドの『スペース・マウンテン』があり、このアトラクションもそれと似た状況ですが、スペファンにはライドに乗っている4人のバランスによって回り方が変わる回転機能が付いています。
暗くて何も見えない中、ライドの回り方によっては酔ってしまう方もいらっしゃると思いますので、酔いやすい方は注意してくださいね。
このアトラクションのストーリーを含むネタバレ等は、詳細体験レポートの記事をご覧ください!
このアトラクションの詳細な感想・体験レポートの記事を現在作成中です!しばらくお待ちください。
バイオハザード・ザ・エクストリーム
2019年1月にカプコンから発売された「バイオハザード RE:2」の世界をリアルに体験できるアトラクション『バイオハザード・ザ・エクストリーム』が初登場。バイオハザードのアトラクションは、2015年開催の『バイオハザード・ザ・リアル3』以来4年ぶりとなります。
場所はスパイダーマン横の「パレスシアター」で、開催時間は午前10時からパーククローズまで。中学生以上が体験可能で、体験には原則整理券が必要です。
整理券はチャッキーのアトラクションとほぼ同じ建物の「ステージ18」で発券するか、スマホ等にUSJ公式アプリをダウンロードすれば「e整理券」として、画面上で発券することもできます。
なお、このアトラクションには「レオンルート」と「クレアルート」の内容が少し異なる2つのルートが用意されており、整理券発券時からどちらかを選ぶようになっています。
パレスシアター正面から入り、階段を上った先で各ルート1グループ8・9人程度に区切られます。左側がレオンルートで、右側がクレアルートです。
各ルート1グループずつ、最初の部屋までは一緒に進みますが、すぐに別れることになります。
アトラクション前半はラクーンシティの警察官に誘導されながら、あちらこちらから現れ襲ってくるゾンビから逃げていきます。場所によっては結構近くまでゾンビが寄ってくることもあるので、ビックリするかもしれません。特に列最後尾。
また、道中部屋ごとに誘導してくれる警察官が変わっていくのですが、その警察官がいきなり飛び出してきて、それにビックリすることもあります(笑)
進んでいくと細めの通路で左側に窓枠があるような場所に着きます。警察官から先に進めないので待つように言われ少し待っていると、窓枠の向こうにタイラントが登場。
絶体絶命の状況ですが、そこにレオンルートならレオンが、クレアルートならクレアが登場し、タイラントと戦ってくれます。レオンとクレアの登場シーンはここだけですが、2人ともとてもカッコいい(レオンはイケメン、クレアは美人!)ので、短い時間ですがしっかりと見たいポイントです。
レオンまたはクレアがタイラントと戦っている隙に、私たちは先へ進みます。
この先アトラクション後半では、部屋の4か所にあるボタンを押すところや、クライマックスではグループ全員銃を握ってボスと戦うなど、ゲーム要素が登場します。
(ネタバレの続きや攻略法など、詳しくは詳細体験レポートの記事を!)
4年前まで開催されていた『バイオハザード・ザ・リアル』は、アトラクションの最初から全員銃を持ってゾンビを倒しながら進んでいくものでしたが、今年は銃を操作するのはクライマックスの一部分だけとなっています。銃を持って移動することもできません。
そのためゲーム性や面白さは減ったようで、過去に『ザ・リアル』を体験した筆者にとっては少し物足りなく感じてしまったのは否めません。
ただそれは過去のアトラクションと比較したからあって、今年の『ザ・エクストリーム』単体で見ると、クオリティも高く生還するために何度もチャレンジしたくなるアトラクションになっていると思います!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは下の記事に書いています!
【ネタバレ&攻略法】『バイオハザード・ザ・エクストリーム』体験レポート!クリア方法や怖さのレベルは?【USJホラーナイト2019】エリア 51 ~未確認物体との遭遇〜
2019年のバックドラフトの建物を使用したホラーアトラクションは、昨年までの『デッドマンズ・フォレスト』に代わり、『エリア 51 〜未確認物体との遭遇〜』が初登場。
開催時間は午前10時からで、整理券はありません。中学生以上であれば、原則誰でも体験できます。
開催場所はアトラクション『バックドラフト』。『バックドラフト』の最後の火災を見る部屋に行く前に外に出て、そこから森など屋外のゾーン、そして別の建物に入るという、大きく分けて3つの場面があり、内容は充実しています。体験時間も約25分と他のホラーアトラクションと比べても長めです。
平均的な待ち時間は30〜60分。日中と夜で森など屋外の部分の雰囲気がガラリと変わるので、時間を変えて2回行ってみるのも良いと思います。
『バックドラフト』の建物内でストーリーやこれからの流れについての説明があるのですが、これがとてもわかり易かったです。自分がどのような状況に置かれているのかという、アトラクションの世界に入り込むのに重要な説明です。
建物内では、後に使うことになるかもしれないパスワードも教えられます。
建物を出て森へ進むと、エイリアンに寄生された人間が茂みに隠れていたりして、いきなり飛び出てきたりします。ここは昼と夜で雰囲気が変わります。夜の方が雰囲気も出て怖いですね。
森は行き止まりが多くなかなか抜け出せなかったりしますが、なんだかんだ、いい時間が経てば何故か抜け出せます(笑)
森を抜けると金網があるゾーンへ。進むと隊員とトラックに乗せられたエイリアンがいて、隊員によると「このエイリアンは我々が捕らえた。近くで見ても大丈夫だ。」とのこと。すると突然、エイリアンが口から隊員に向けて水を吐き出します。その後すぐに、エイリアンの方から結構な量の水が私たちの方に向かって飛んできます。場所によってはそこそこ濡れます。
再び金網ゾーンに戻り、少し進めば屋外部分は終了。「エリア51」との名がついた建物前で左右のルートに分けられます。建物内ではまさに「未確認物体との遭遇」、エイリアンが目の前に現れることもしばしば。セーフティーエリア向かうためにパスワードを入力する場所もあります。
最後どうなるのかは、詳細体験レポートの記事をご覧ください!
全体を通して誘導や指示を出す隊員(クルー)さんがいるので、安心感があります。驚かせてくる仕掛けは少なめですのでビックリする怖さはあまりありませんでした。怖さよりも緊迫感を味わえるアトラクションで面白かったです!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは下の記事に書いています!
【ネタバレ注意】『エリア51 ~未確認物体との遭遇〜』体験レポート!生還方法や怖さのレベルは?【USJホラーナイト2019】ブラッド・レジェンド
今年のシネマ4-Dシアターのホラーナイト枠は、昨年に引き続き『ブラッド・レジェンド』です。内容は昨年と全く同じものとなっています。
整理券は不要で、中学生以上であれば並べば原則誰でも体験できます。平均的な待ち時間は20〜40分。休日はこれより長くなるかと思います。
全体的な感想としては「まるで映画のようなクオリティ」でした。シアター自体は10分ほどですが、この短い時間に怖さが凝縮されていて大満足の内容でした。
皆さんは吸血鬼の存在を信じますか?
このアトラクションは、17世紀のハンガリー王国に実在した、世にも美しい伯爵夫人エリザベートに関するストーリー。エリザベートは己の美貌を保つために少女たちの血を求め続けたとか。
さて、このアトラクションの映像の主人公は、ハンガリーに旅行に行っている若い日本人女性2人組。自撮りで旅の思い出を記録している設定です。
2人組の片方がとある美術館に行きたいと言い、2人で向かうことに。着けばそこはなんとも怪しげな洋館。ここで第一のビックリポイント、ホラーではなくコウモリによるものです(笑)
その後、謎の少年に導かれ洋館の中へ。入口からはイケメン(?)の男性の案内で建物内を進むことになります。
最初は美術館と思い洋館の中を見学する2人ですが、そのうち怪しい雰囲気へ……。
ここから先は詳細体験レポートの記事で!
簡単な感想だけを述べておきますと、ホラー映画に椅子の動きや水飛沫が加わった感じで、初めての体験の場合はかなりビックリするところが多いです。ホラー映画がとても苦手な方には少し厳しいかもしれません。
POV(Point of View Shot、主観ショット)で臨場感も満載。先程も書きましたように、クオリティもかなり高いので是非体験してみてください!
上記のネタバレ・感想はスペースの都合上、大幅に省略しています。このアトラクションの詳細な感想・体験レポートは下の記事に書いています!
【ネタバレ注意】『ブラッド・レジェンド』体験レポート!怖さのレベルは?【USJホラーナイト2019】貞子 〜呪われたアトラクション〜
今年も日本を代表するホラーコンテンツ「貞子」によって、アトラクション『ターミネーター2:3-D』が呪われます。開催は18時からです。
ここ数年毎年開催されていますので、過去に体験された方も多いかと思います。昨年までと基本的な内容は同じです。
通常通りに始まるアトラクション、綾小路麗華さんの毒舌っぷりも健在。
その後「素晴らしいビデオ」を見るわけですが、途中から様子がおかしくなりビデオは途中終了、上のステージに何かの影が……。
そのままメインシアターへ進み、プレゼンテーションが始まるかと思いきや、謎の着信音が聞こえてきます。その電話の持ち主のゲスト(風のキャストさん)が電話に出ると、悲鳴を上げてどこかへ言ってしまいます。
そのあとあちこちから着信音が聞こえ、さらには綾小路さんの電話にも謎の着信が……。
そしてスクリーンにも異変が起き、ついに貞子がステージ上に登場します。その貞子は一瞬で客席部分に移動、いろいろな場所に登場します。
いろいろな場所と言っても通路側しか出てこないので、客席中ほどに座っていればほとんどビックリすることはありません。
ターミネーターのアトラクションといえば、最後の爆発のシーンで座席がガタンと下がりますが、貞子バージョンではこの仕組みは2回使われます。
このアトラクションは最後、衝撃のラスト(?)を迎えます。
綾小路麗華さんが登場し、「ハロウィーン特別バージョンでお送りしました〜!」と明るく全て演出であったことを話します。
しかしその背後には再び貞子が……。
このアトラクションはここ数年毎年開催されており、体験したことがある方も多いと思いますので、個別の詳細記事は作成していません。ご了承ください!
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