ホラーアトラクション、全部を1日でまわれるか?
ランキングの前に、ホラーアトラクションを1日でまわることができるかについてのお話を少しだけ。
今年のホラーアトラクションは『ホテル・アルバート 2 〜レクイエム〜』を含めて全部で7つ(『バイオハザード・ザ・エクストリーム』の2つのコースを別々と考えるなら8つ)。
結論から言って、このアトラクションを1日ですべて体験することは可能です。ただこれは、ホラーアトラクションだけのことを考えた場合です。(『ホテル・アルバート 2 〜レクイエム〜』の体験時間は60分+ラウンジ使用時間と長いので、体験する方は要注意です!)
整理券が必要なアトラクションの整理券を取るとき、体験時間の指定はあまり自由にできないので、取れた時間をもとにその他のアトラクションのまわりかたを決めていくのが良いでしょう。
遠方からお越しの方などで、常設のアトラクションとホラーアトラクションの両方を多く体験したいという方は、来場日にもよりますが「エクスプレス・パス」の購入を検討してみてくださいね。
以上、ホラーアトラクションのまわり方に関する小話でした。それではランキングをどうぞ!
どのホラーアトラクションが一番怖い?色々ランキング!
ここまでご紹介してきた6つのホラーアトラクションをすべて体験してみて、「怖さ」、「2回目からはいけそう」、「面白さ」の3つの観点から、独自にランキングを作成してみました。
作成にあたっては、ホラー系がそこそこ好きな筆者とホラー系(特に映像モノ)が苦手な筆者の友人が相談して総合的に判断しました。そのため一般的なランキングになっていると思いますが、個人差はありますのであくまで参考程度に。
怖さランキング
まずは気になる「怖さランキング」から。これは単純にホラー要素により「怖い」と感じる度合いが強い順に並べました。
- カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜
- ブラッド・レジェンド
- エリア51 〜未確認物体との遭遇〜
- バイオハザード・ザ・エクストリーム
- 貞子 〜呪われたアトラクション〜
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜
正直、2019年のハロウィーンのホラーアトラクションは、昨年までと比べてかなり怖さが減ったと感じました。全体的に見て、昨年の3分の2か半分くらいまで減ったように思います。
その中で、昨年までとほぼ同じ内容で開催されている『カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜』は怖さのレベルは高く、驚かせてくる仕掛けも多いので1位としました。
2位の『ブラッド・レジェンド』はホラー系の映像として普通に怖いです。座席の動きもあり、来るとわかっててもビックリするため、上位になりました。
3位は『エリア51 〜未確認物体との遭遇〜』、4位は『バイオハザード・ザ・エクストリーム』としていますが、ほぼ同率といった感じ。『エリア51』の方が圧倒的に体感時間が長いため、上位にしました。
この2つのアトラクションは、メイズ中に誘導したり指示を出したりしてくれる人(『エリア51』なら特殊部隊の隊員や研究施設の人、『バイオハザード』なら警察官)がいるので、その点でも怖さは和らいだ感じがします。ビックリするような仕掛けも少なめです。
5位は『貞子 〜呪われたアトラクション〜』。座席の動きはターミネーターと一緒なので予想がつきます。また若干ネタバレとなりますが、座席付近に登場する貞子もそれほど大きく驚かせてくることはないので、怖さは少なめです。
そして6位は『スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜』。このアトラクションで感じるのは「ホラー的要素による怖さ」ではなく、「スリル的要素による怖さ」のため、このランキングでは最下位となりました。
2回目からはいけそうランキング
続いて、2回目以降の体験から怖さが減っていくであろうホラーアトラクションのランキングをつくってみました。
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜
- 貞子 〜呪われたアトラクション〜
- ブラッド・レジェンド
- バイオハザード・ザ・エクストリーム
- エリア51 〜未確認物体との遭遇〜
- カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜
ホラー的要素の怖さのみで考えると、ストーリーはあるとはいえ、暗闇を走るだけの『スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜』は2回目以降怖さはあまりないかと思います。ただスリル的要素による怖さなら、苦手な人にとっては2回目以降もかなり厳しく感じるでしょう。
そしてシアター系は何度体験しても原則同じ内容なので、複数回体験すればどこで何が起こるかわかります。そのため怖さは減っていくだろうと考え、シアター系の2つを上位にしました。ただ、座る場所によっては……。
それに対して自分で歩いて進むメイズ系は、一緒に進むことになったグループ内での位置や驚かされるタイミングが毎回少し異なったりするので、シアター系より2回目以降も怖さは減りにくいと思います。
面白さ度ランキング
最後にアトラクションの「面白さ度」のランキングです。言い換えれば「繰り返し体験したいランキング」ともなります。
これは単純に「面白い」かどうかではなく、アトラクションのクオリティ、ストーリーの理解しやすさ、体験後の満足感などをひっくるめて良かったものの順に並べています。
- バイオハザード・ザ・エクストリーム
- エリア51 〜未確認物体との遭遇〜
- カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜
- ブラッド・レジェンド
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜
- 貞子 〜呪われたアトラクション〜
面白さ度ランキング1位は『バイオハザード・ザ・エクストリーム』。4年前の『ザ・リアル3』と比べると面白さは大きく減っているように感じましたが、生還できるかできないかというゲーム要素があるのは、やはり面白いです。レオンとクレアの2ルートが用意されている点も高評価です。
2位は『エリア51 〜未確認物体との遭遇〜』です。ストーリーがわかりやすい点や、体験時間が長く内容も充実している点が高評価です。
3位は『カルト・オブ・チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜』。ほぼ同じ内容で3年目の開催となりますが、他のホラーアトラクションの怖さが減っている中、そこそこの怖さを維持しているため、絶叫したい方にはオススメです。
4位は『ブラッド・レジェンド』。映像のクオリティは映画のように高く、とても面白いです。ただ、2年目の開催で内容が昨年と全く変わっていないため、この順位となりました。
そして5位は『スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜』です。ストーリーはあるものの、アトラクション自体は基本真っ暗なスペファンなので、ホラーを求めるのは少し違うかな、と感じました。スリルを求める方には毎回回転が変わるのでオススメです。
最後6位は『貞子 〜呪われたアトラクション〜』。決して面白くないわけではないのですが、ここ数年毎年開催されており内容に大きな変化がないことからこの順位となりました。
以上、2019年『ハロウィーン・ホラー・ナイト』の6つのアトラクションのランキングでした!
まとめ
この記事ではユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で開催中の2019年『ハロウィーン・ホラー・ナイト』のホラーアトラクションについての情報・ネタバレ・感想のまとめや、アトラクションのランキングをご紹介しました。
ちょうど一年前、2018年バージョンのこの記事で、「全体的に怖さは控えめになっていると感じました」と書いたのですが、今年はさらに怖さが控えめになったように思います。(個人的に『ジェイソンのブラッド・ダイナー』や『エルム街の悪夢』があった時がピークかな、と……。)
といっても、どのアトラクションもクオリティが高く満足できる内容ですので、是非体験してみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
参考 ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン 2019ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 参考 ハロウィーン・ホラー・ナイトユニバーサル・スタジオ・ジャパン 参考 大人ハロウィーンユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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