11月9日よりユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でスタートしたクリスマスイベント『ユニバーサル・ワンダー・クリスマス 2018』。今年は関ジャニ∞がクリスマス・アンバサダーに就任しており、テレビCM等をご覧になった方も多いと思います。
そのCMでも言われているように、今年は2008年から上演されてきたUSJのクリスマス・ショー『天使のくれた奇跡』シリーズが終止符を打つ、グランドフィナーレの年となります。
当サイトでは少し前に『天使のくれた奇跡』の過去作のストーリーを振り返る記事と、「特別鑑賞エリア」をおすすめする記事を公開しておりますので、よろしければあわせてご覧ください。
さてこの記事では、今年ラストとなる『天使のくれた奇跡Ⅲ 〜The Voice of an Angel〜』の鑑賞レポートをお届けしたいと思います。
以前の記事で書きましたように、筆者は『天使のくれた奇跡』は「特別鑑賞エリア」からの鑑賞をおすすめしています。
筆者は11月11日(日)の2回目の上演を通常の特別鑑賞エリアから見てきましたので、今回はその様子をストーリーや多くの写真を交えながらお伝えしたいと思います。
これから見に行こうと考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
この記事では2018年の『天使のくれた奇跡Ⅲ』のストーリーや演出について、多くの写真を交えながら詳しく掲載しています。ネタバレとなる可能性が大いにございますので、閲覧の際はご注意ください!
- 今回の鑑賞場所と撮影体制
- ショーが始まるまで
- 特別鑑賞エリア入口には何分前に行くべきか?
- エリアの埋まり具合
- 【ネタバレ注意】『天使のくれた奇跡Ⅲ』のストーリーと流れ
- 「そりすべり(Sleigh Ride)」でスタート
- 子どもたちが登場、そして帰路へ
- 「天使のベル」が子どもたちに
- 10年前を懐かしみ、そして歌う
- 大切なベルを……!
- 教会で天使を呼ぶ
- 天使の登場、そしてクリスマスツリー点灯へ
- 感動のクライマックス!
- 締めくくりのメッセージ
- 『天使のくれた奇跡Ⅲ』を鑑賞しての感想
- まとめ
今回の鑑賞場所と撮影体制
何度も書いていますように、『天使のくれた奇跡』は「特別鑑賞エリア」からの鑑賞がダントツでおすすめ。今回私は通常の特別鑑賞エリアのチケット(11月11日2回目上演は1人1,800円でした)を購入しました。
通常の特別鑑賞エリアはグラマシーパークの芝生のあるエリアほぼ全域。エリア内すべて座っての鑑賞となります。プレミア席は通常エリアの後方、少し高いところにベンチが並べられています。
通常とプレミアのどちらがいいかについてですが、筆者は価格差(通常は1,300〜1800円、プレミアは3,300〜3,500円で日によって異なる)を考えると通常の方で十分だと考えています。
ただプレミア席の最前列はステージやクリスマスツリーとの距離感もちょうどよく、前に遮るものがないのでベストだといえます。ベンチに座れるのも大きなポイントです。
プレミア席のチケットは通常エリアの約2倍の価格ですが、お好みで選んでいただければと思います。
さて、今回は通常の特別鑑賞エリアを選んだ筆者。グラマシーパークは広いので、エリア内でどの場所を取るのかも迷いどころです。
個人的なおすすめはエリアのど真ん中からステージ向かって少し左側(スタジオ・スターズ・レストラン寄り)です。ステージとクリスマスツリーがいい感じに視界に入ります。大体の位置は日中に撮影した下の写真を参考にしてください。
また、この記事に掲載している写真は全て「iPhone X」で撮影しています。鑑賞レポートとともに、iPhone Xのカメラ性能も見ていただける、ある意味一石二鳥(?)の記事になります(笑)
さらに今回は以下のアクセサリーを用意しました。
↑レンズの商品名が「bitplay SNAP! 7・SNAP! PRO専用」となっていますが、「bitplay SNAP! X」でも使用できることを確認しています!
「bitplay SNAP! X」という物理シャッターボタンとシリコン製のグリップを装備するiPhone X用のケースと、そのケースのカメラ部分に付けられる「ワイドアングル+マクロレンズ」です。
このセットを使用すればiPhone単体の0.68倍の倍率(広角)で撮影することができるようになります。これでiPhone単体の画角では写りきらなかったところまで収めることができます。その威力は後ほどご覧いただきます。(実は上の日中の写真もこのセットを使用して撮影しています笑)
ありのままの写真をお届けするため、この記事の写真は原則撮って出し(ノー編集)で掲載します。(一部トリミング等をしている写真もあります)
前置きが長くなりましたが、それでは本題の『天使のくれた奇跡Ⅲ』の鑑賞レポートをどうぞ!
ショーが始まるまで
特別鑑賞エリア入口には何分前に行くべきか?
特別鑑賞エリアでの鑑賞といっても、その中での場所取りはかなり重要です。エリア内で良い場所を取るのであれば、早めにエリア入口に行く必要があります。
ダイレクトインを選択した場合の特別鑑賞エリアのチケットはこちら。「ショー開始時刻の30分前には入口にお越しください」との表記がありますが、正直に申しますと30分前では遅いです。
もちろん30分前に行ってもエリアには入れます(もっとギリギリに行っても入れます)し、それなりの眺めは確保されています。
しかしエリア内でベストな場所を取りたい場合、平日・休日で異なってくるとは思いますが、休日であればショー開始時刻の1時間半〜2時間前には入口に行くことをおすすめします。デランシーストリートに待ち列ができています。
今回筆者は日曜日の2回目上演(19時25分開始)を鑑賞するために、開始約2時間前の17時30分ごろに特別鑑賞エリア入口へ向かいました。ちょうど1回目の上演が行われている時間帯ですね。
その時点で既に50名くらいの方が並ばれていました。ちなみに、待ち列は通常・プレミア席混合です。
エリアの埋まり具合
ショー開始1時間前くらいからエリアへの入場が開始されます。並んでいた方が前から少しずつ入場していきます。
筆者はショー開始約50分前に入場。その時点ではエリア内ほぼどこでも選べる感じ。私より先に入場されていた方はエリア内前方や中央付近を選ばれている方が多かったです。
先程ご紹介した位置に座った時に撮影テストをしたのですが、たまたま埋まり具合が確認できる写真が撮れていましたので掲載します。
上の写真は18時40分ごろに撮影しました。前方の芝生のエリアもまだまだ空きがあります。
そしてこちらが19時10分ごろに撮影。前方の芝生のエリアは全て埋まっており、非芝生のエリアが少しずつ埋まり出したくらいです。
このあと非芝生のエリアも大方埋まり、エリア内はほぼ満員となります。
自分で好きな場所を選ぶためにも、早めにエリア入口へ行って並んでおきましょう。
【ネタバレ注意】『天使のくれた奇跡Ⅲ』のストーリーと流れ
お待たせしました。いよいよショーが始まります。
- アンドリュー(男性)とメリッサ(女性)……夫婦。『天使のくれた奇跡Ⅰ』で「天使のベル」をクリスマスプレゼントとして送り合い、『天使のくれた奇跡Ⅱ』で結婚。
- ティミー(男の子)とグレース(女の子)……アンドリューとメリッサの子ども。ティミーが兄でグレースは妹。どちらも小学生くらい。『天使のくれた奇跡Ⅲ』から登場。
「そりすべり(Sleigh Ride)」でショーがスタート
ショー開始時刻の数秒前、辺りの照明がほぼ全て消え、真っ暗に。
そして「街じゅうが輝き出し、人々の笑顔が溢れ、誰もが心を踊らせる、クリスマスがやってきました!」というアナウンスの後、音楽と共にプロジェクションマッピングが始まります。
最初に流れる曲は「そりすべり(Sleigh Ride)」。「Just hear those sleigh bells jingling〜」と歌が始まると同時に、ダンサーの方がステージ上にたくさん登場します。
「そりすべり」の曲の終盤、アンドリューとメリッサが登場。曲が「Winter Wonderland」に変わって2人が歌います。
大切な人(子どもたち)へのクリスマスプレゼントを選んでいるシーンです。
子どもたちが登場、そして帰路へ
次のシーン、アンドリューとメリッサは2人の子どもへの良いプレゼントが見つけたようです。
その後、子どもたちが登場します。なんとも可愛らしいティミー(男の子)とグレース(グレース)です。
そして一家は帰路へつきます。雪が降り積もった道を歩いていきます。
このシーンの時、一家とプロジェクションマッピングのシンクロにも注目です。子どもたちが雪を丸めて投げるフリをすると、その雪が木にあたって枝に積もっていた雪が落ち、それをアンドリューがよける様子が伺えます。
同じシーンの会話では初代の『天使のくれた奇跡』で登場した「天使のベル」が出てきます。
アンドリューとメリッサが、初めてのクリスマスプレゼントとしてお互いに送り合ったものが「天使のベル」だと知った2人の子どもたちは、そのベルを貸して欲しいと頼みます。
ここで曲が「It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas」に変わり、一家は家の前に着きます。
そこでアンドリューが「さあ、みんな!カウントダウンだ!いくよ〜!」と言い……
「3、2、1、メリークリスマス!」
家の周りのイルミネーションが一斉に点灯します。
「天使のベル」が子どもたちに
ここから家の中のシーンになります。
アンドリューとメリッサは、ティミーとグレースに「天使のベル」を貸してあげます。
両親が去った後、子どもたちは両親へ「『天使のベル』で天使を呼んで歌をプレゼントする」という考えを思いつき、「天使のベル」を振り始めます。
10年前を懐かしみ、そして歌う
子どもたちに「天使のベル」を貸した後、アンドリューとメリッサは、10年前のパリの写真アルバムを見ながら当時のことを思い出します。(初代の『天使のくれた奇跡』がこの当時のストーリーでした)
そしてアンドリューとメリッサによる歌が始まります。曲は「First of May」をアレンジしたもの。後ほど詳しく書きますが、ここでの歌は録音ではなく生歌なんです。
心に直接届く素敵な歌声を、是非現地で体感していただきたいと思います。
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