日本国内の携帯電話・スマートフォン市場におけるiPhoneのシェアは5割近くを占めるとされ、世界的に見ても非常に高い数値になっています。
私もiPhoneユーザーですが、iPhoneを使うのに欠かせないのが画面保護フィルムなどのアクセサリーです。
中には何もつけずに使う方もいらっしゃると思いますが、なるべく画面を割ったり傷をつけてしまったりしたくはないですよね。
そこでAmazonなどで「iPhone 保護フィルム」などと検索して探して見ると、商品がたくさん出てきて、どれを買ったら良いのかわからなくなることもあると思います。
ということで、今回はiPhoneの画面保護フィルムの選び方をお伝えしたいと思います。
保護フィルム or ガラスフィルム
フィルムは2種類に大別
ここまで画面を保護するものを「画面保護フィルム」と書いてきましたが、これは2種類に分かれます。
「保護フィルム」と「ガラスフィルム」です。
この違いをご存じの方は多いと思いますが、曖昧な方は下の記事がわかりやすいと思いますので、見てみてください。
参考 今更聞けない!保護フィルムとガラスフィルムの違い、表面硬度って何?Hamee fun簡単に言えばフィルム自体が割れるか割れないか、ということですね。
個人的にはガラスフィルムを選ぶ方がかなり多いように思いますが、それぞれの特徴が自分に合っているものを選べばいいと思います。
筆者はガラスフィルム派
ちなみに私はガラスフィルムを選んでいます。
もし画面の方からiPhoneを落としたときに、割れるとしたらガラスフィルムが本体の画面の身代わりとなって割れてくれるのではないか、と考えているからです(笑)
つい最近までの3年間iPhone 6を使用していましたが、購入時に貼ったガラスフィルムは3年間本体の画面を守り続け、フィルム自身も割れていません。
一度AmazonのFireタブレットにガラスではない保護フィルムを貼ったことがありましたが、地面に落下し本体の画面が使用不可レベルにバキバキに割れたことがあります。
ガラスフィルムだったら割れなかったのかな…なんて思ったりします。
ガラスフィルムの選び方
ガラスではない方の保護フィルムは、信頼のあるメーカーでそこそこの価格のものを選んでおけばまず大丈夫だと思いますが、ガラスフィルムと比べると、落下時に画面が割れる可能性はどうしても高くなるでしょう。
迷ったときは記事後半の「迷ったときはこうしよう!」をご覧ください。
さて問題は、ガラスフィルムの選び方です。
今回は例としてiPhone Xのガラスフィルムを選んでみることにします。
Amazonで検索すると…
Amazonで「iPhone X ガラスフィルム」と検索すると、安価なものから少し高価なものまで、たくさんの商品が出てきます。
この中から選ぶのは大変ですが、少しずつ絞っていきたいと思います。
全面保護か平面のみ保護か
まずはこの視点から考えて絞っていきましょう。
iPhone 6以降のiPhoneは(SEを除いて)画面の端が少し曲がっている曲面ディスプレイになっています。
ガラスフィルムにはその曲面ディスプレイ全面を覆うものと、平面の部分のみを保護するものがあるのですが、iPhoneにケースを付けて使う場合は、平面の部分のみのガラスフィルムを選ぶようにしてください。
もし全面保護のフィルムにしてしまうと、ケースと干渉してガラスフィルムが剥がれたり、ケースが装着できなくなったりします。
ケースを装着する予定の方は注意してくださいね。
レビューを見てみよう
最近はガラスフィルム自体のスペックにあまり差はありません。硬度は9Hのものがほとんどですし、日本製のガラスを使用しているものもかなりたくさんあります。
そこで商品のレビューを見てみます。
まずはレビューの数。一般的にレビューが多ければ多いほど、たくさん売れていることになります。
記事執筆(2018年3月9日)時点でレビュー数が多い3商品をピックアップしてみました。
ただ、レビュー数が多いからといって、すぐに決めるのは危険です。
★1から★5まで、全ての段階のレビューを少しずつ見てみると、いろいろなことがわかります。
1000円前後のガラスフィルムのレビューを数点確認してみたところ、「コスパ最高」、「安いのに貼りやすくて良い」などの高評価に対し、「届いたときにすでに割れていた」や「縁が張り付かない」、「すぐに欠けた」などのあまり良くない評価も見られました。
あくまで個人的な見解ですが、1000円程度の比較的安価なガラスフィルムは当たり外れがあり、貼り付け当初は良くても数ヶ月で欠けたり剥がれたりしてくるなどの不具合が起きることもあるようです。
もちろん安価でも良いものはたくさんあります。しかし、安価で販売できるのにはそれなりの理由があるでしょうから、多少の不具合が発生することは仕方ないのかもしれません。
評価の多いかつ高評価が多いものを、数ヶ月での貼り替えを覚悟の上で購入すると良いと思います。
また、ズレないように貼り付けることができるガイドが付属した商品だと、貼り付け時の失敗の可能性を減らせるのでオススメです。
サクラレビューに注意!
レビューを見ることは大切ですが、信じすぎてもいけません。
たまに★1や★2の低評価が全くなく、ほとんどが★5のレビューの商品があったりします。
そういうときは★5のレビューを見てみて、以下の項目に該当している場合はサクラ(ヤラセ)のレビューを疑ってください。
- 日本語が不自然
- ほとんどの人が必要以上にベタ褒めしている
- 長文のレビューばかり
- レビューのほとんどに「Amazonで購入」の文字がない
- ほとんどの人が商品の詳細の写真を複数枚投稿している
- ニックネームが不自然(レビューしている人の名に規則性がある)
最近はサクラのレビューを見分けるのが難しくなってきました。
Amazonさんにはなんとか対策をしていただきたいものです。
迷ったときはこうしよう!
ここまで画面保護フィルムの選び方をご紹介してきましたが、どうしても選べないという方もいらっしゃると思います。
そういうときにオススメなのが、「Apple Storeで販売しているフィルムを買う」方法です。
Appleが作っている純正の製品ではありませんが、Apple Storeで販売されている限り、Apple公認の商品であることは間違いありません。
iPhone X用には、現在3種類のフィルムがApple Storeで販売されています。全て平面のみ保護するフィルムです。
Amazonで見ていたものと比べるとかなり値が張りますが、いわゆる「ハズレ」を引く可能性は少ないでしょう。
オンラインストアで購入して自宅で貼り付けもできますが、Apple Storeの店舗で購入すれば専用の器具を使った貼り付けサービスを受けられたりします。
ここでは種類も少ないので選びやすいのではないでしょうか。
ちなみに、「Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protector for iPhone X」はガラスフィルム、「Belkinアンチグレアスクリーンプロテクター for iPhone X」と「Tech21 Impact Shield Screen Protector with Anti-Glare for iPhone X」はガラスではない保護フィルムです。
Amazonでよく知らないメーカーのものを買いたくない方や、迷ってどれを買ったら良いのかわからない方は、価格は高くなりますが、Apple Storeで販売されているものを選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、最近新しく買ったiPhone X用に「Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protector for iPhone X」を購入し貼ってみました。
しばらく使ってみた後、レビューしたいと思います。
まとめ
今回はiPhoneの画面保護フィルムの選び方についてご紹介しました。
はっきり言うと、完璧な商品はありません。その中で、なるべく良い商品を見つけることができるかが重要です。
最後に選ぶ際のポイントをまとめておきます。
- Amazonで探すときにはレビューを内容までしっかり確認
- サクラ(ヤラセ)レビューに注意
- 安価なものはハズレを引く可能性・数ヶ月での貼り替えを覚悟の上で購入しよう
- どうしても選べないときはApple Storeへ!
上記のことを頭の片隅に置いて、iPhoneの画面保護フィルム選びに役立てていただけると幸いです。
それではまた!
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