2018年9月27日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)はチケットの価格体系の刷新を発表しました。
これまで年中定額だった1デイ・スタジオ・パス(1日券)においては、2019年1月10日分より「日別設定価格制」を導入。また、2018年10月10日からは新しい種類の年間パス「ユニバーサル年間パス・ライト」が新発売となります。
さてこの記事では、後者の「ユニバーサル年間パス・ライト」の基本的な情報や注意点をお伝えするとともに、どういった方におすすめなのかを解説していきたいと思います。
この記事では「ユニバーサル年間パス・ライト」についてのみ取り上げます。「1デイ・スタジオ・パス」の日別設定価格導入が気になる方は以下の記事で詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください!
【USJ】徹底解説!“日別設定価格制”になる1デイ・スタジオ・パス、結局高くなる?安くなる?ユニバーサル年間パス・ライト、今までの年パスとの違いは何?
2018年10月10日より新発売
冒頭でも書きました通り、USJは2018年10月10日(水)より新しい種類の年間パス「ユニバーサル年間パス・ライト」を販売することを発表しました。
年間70〜75日の除外日を除けば、1年間いつでもパークに入場可能。(具体的な除外日については後ほど)
価格は大人(12歳以上)が19,800円、子どもが13,500円と、現行の1デイ・スタジオ・パス価格(大人)が7,900円であることを考えても、かなり安い設定になっています。
2019年からは1デイ・スタジオ・パスにおいて日別設定価格制が導入され、1月〜3月までの大人の最高値は8,700円となっていますが、その約2.3倍の金額で年間パスが手に入ります。
USJの年間パスは全3種類へ
記事執筆現在(2018年9月29日)、USJには「ユニバーサル年間パス」と「ユニバーサル年間パス VIP」の2種類の年間パスがあります。
「ユニバーサル年間パス」は除外日が年間約20日で、価格が大人25,800円、子ども17,500円。「ユニバーサル年間パス VIP」は除外日なしで、価格が大人36,800円、子ども25,200円。
この度、そこに「ユニバーサル年間パス・ライト」が加わり、USJの年間パスは3種類となります。
以下に表でまとめてみました。(スマホの方は横にスクロールしてご覧いただけます。)
年間除外日数 | 大人(税込) | 子ども(税込) | |
年間パス | 約20日 | 25,800円 | 17,500円 |
年間パス VIP | 0日(なし) | 36,800円 | 25,200円 |
年間パス・ライト | 70〜75日 | 19,800円 | 13,500円 |
それぞれの年間パスを比較して、違うところがあるのは「除外日の数」と「価格」。
それ以外の特典(パークの駐車場料金1,000円割引など)に変わりはありません。
ユニバーサル年間パス・ライト は除外日の多さに要注意!
この度新発売となる「ユニバーサル年間パス・ライト」は入場不可となる除外日が年間70〜75日あります。
記事執筆現在、発表されている除外日を以下の表にまとめました。
2019年 | 1・2月 | なし |
3月 | 23〜31日 | |
4月 | 28日 | |
5月 | 4、5日 | |
6・7月 | なし | |
8月 | 5〜19、24、25、31日 | |
9月 | 1、7、8、14〜16、21〜23、28、29日 | |
10月 | 5、6、12〜14、19、20、26、27日 | |
11月 | 2〜4、30日 | |
12月 | 1、7、8、14、15、21〜31日 | |
2020年 | 1・2月 | なし |
3月 | 20〜31日 | |
4月 | なし | |
5月 | 2〜5日 | |
6月 | なし | |
7月 | 24、25日 | |
8月 | 6~21日 | |
9月 | 5、6、12、13、19〜22、26、27日 |
記事初出時に発表されていた2018年10月10日から2019年12月31日までの間の除外日は全部で95日。(約1年3ヶ月分あるので、70〜75日を超えています。)
当たり前ですが、除外日に指定されるのは混雑する土曜日・日曜日・祝日や長期休みの期間。
上記期間の除外日のうち、土日祝日は68日。この期間の土日祝日の日数は合計143日あり、その内の約半分(47.5%)が除外日ということになります。
月によっては、全ての土日が除外日に指定されていることもあります。
また平日も除外日に指定されている期間としては、お盆(8月上旬〜中旬)や年末、春休み(3月末)があります。
土日祝や長期休みを中心に、パークに遊びに行く予定の方は、行ける日がかなり制約されてしまうので要注意です。
ユニバーサル年間パス・ライト はこんな人におすすめ!
ここでは除外日や価格を考慮して、「ユニバーサル年間パス・ライト」がどのような人におすすめなのかをご紹介したいと思います。
仕事の休みが平日の方
まず、お仕事の休みが土日ではなく平日にある方におすすめできます。
これについては特に解説はいらないかと思います。
大学生
大学生の方は、小・中・高校生と違って平日に授業がない日がある方も多いと思いますのでおすすめです。
また長期休みも長かったり、スケジュールを柔軟に決められたりするので、年間パスを最大限に使えるのではないでしょうか。
さらに価格も2万円以下に抑えられるという利点もあります。
1年に3・4回(1シーズンに1回)ほどしかパークに行かない方
1年に3・4回しか行かない方にとって、ノーマルやVIPの年間パスは金銭的にあまりお得ではありません。そこで「ライト」を検討してみてください。
一番安い「ライト」でも1シーズンに1回ほどであれば、平日に加えて、除外日の合間を縫って土日に行くこともできるのでおすすめです。
混んでいる日に行きたくない方
これはちょっとズレているかもしれませんが、一応書いておきます。
先ほども書きましたように、除外日は基本的に混雑するであろう日に設定されます。ということは、比較的空いている日や閑散期は除外日に指定されていないわけです。
混んでいる日に行きたくない方が、混んでいる日でも入場できる年間パスを持っていてもあまり意味がありませんので、それだったら価格の安い「ユニバーサル年間パス・ライト」の方が良いということです。
以上、「ユニバーサル年間パス・ライト」をおすすめできる方の例をご紹介しました。
まとめ
この記事では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)において2018年10月10日から新発売となる「ユニバーサル年間パス・ライト」について詳しくお伝えしました。
年間70〜75日の除外日がありますが、これは逆に解釈するとパークに行ける日が年間290〜295日あることになります。
休日はほとんど行けないという制約はありますが、年間にそれだけ行ける日があって価格が19,800円だと、かなりお得ではないでしょうか。
閑散期や平日にしかパークに行かないという方は是非ともこの新しい年間パスの購入を検討してみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
参考 ニュースリリースユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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