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ラクマとフリルが統合!新ラクマに勝算はある?【フリマアプリ】

どうもこんにちは、Pascast編集長のにきばやしです。

皆さん、フリマアプリは利用していますでしょうか?

フリマアプリと聞いて、まず思い浮かぶのがご存知「メルカリ」ですが、それに次ぐのが「ラクマ」と「フリル」です。

ラクマとフリルはどちらも楽天が運営(厳密にはフリルは楽天傘下の株式会社Fablicが運営)しており、メルカリを追う形になっていましたが、その2つのフリマアプリが2018年2月26日に統合し、「”新”ラクマ」として再スタートを切りました

今回は「メルカリ」と「”新”ラクマ」の違いや、生まれ変わった「ラクマ」によってフリマアプリ市場がこれからどうなっていくのかを予想していきたいと思います。

 

そもそも日本初のフリマアプリは…

メルカリが初ではない

アプリ名 メルカリ フリル ラクマ
運営会社 株式会社メルカリ 株式会社Fablic(楽天グループ) 楽天株式会社
サービス開始時期 2013年7月 2012年7月 2014年11月

そもそも、日本初のフリマアプリはフリルでした。

その1年後にメルカリ、さらに1年4ヶ月後にラクマという順でサービスが開始されてきましたが、現在はメルカリの一人勝ち状態と言っても過言ではありません。

なぜ差がついた?

メルカリより1年も先にサービスを開始していたフリルですが、どうしてこれほど差がついたのでしょうか。

それはフリルが女性専用のフリマアプリであったことや、ファッションなどの一部のものにジャンルに絞っていたことが大きいと思います。

フリルがそのまま女性専用のファッションに特化したフリマアプリという体制を貫くのであれば、オールジャンルのメルカリとは少し異なるフィールドにいることになります。

しかし、2014年11月に楽天が新規事業としてメルカリと同じオールジャンルのフリマアプリであるラクマを開始し、2016年9月にフリル運営元の株式会社Fablicが楽天グループに参画、フリルもファッション系重視の特色は残しながらもジャンルを広げていきました。

その結果、ラクマとフリルはメルカリと同じフィールドに立つことになり、すでにオールジャンルで成長し始めていたメルカリ(さらにサービス開始から2014年9月30日までプレオープンとして販売手数料を無料にしていた)が今や独走状態になっている、ということだと考えられます。

楽天側は販売数料無料を継続してメルカリに対抗しますが、利用者数が圧倒的に多いメルカリのほうが商品が売れやすく、さらにメルカリの利用者が増加していく状態となりました。

「メルカリだけを使っている」という人が多いのに対して、「ラクマやフリルだけを使っている」という人はあまりおらず、ラクマとフリルはあくまでメルカリと併用される立場にあったと言えます。

 

ラクマ・フリル統合でフリマアプリ市場はどうなる?

業界2位・3位の統合

マイボイスコム株式会社が2017年11月に約1万人を対象に行なったフリマアプリに関するアンケート調査によると、全体の1割強がフリマアプリに登録していると回答し、その中で「直近1年間に利用したフリマアプリ」の上位3位は以下のようになっていました。

1位 メルカリ 73.2%
2位 ラクマ 20.2%
3位 フリル 18.9%

今回この2位と3位が統合したわけですが、ラクマとフリルを元から併用しているユーザーもいるため、全体に占める割合としては30%〜35%ほどになるかと思います。

メルカリは70%を超えているという調査結果なので、統合してもまだ2倍以上の差があることになります。

ちなみに上記の調査の4位は、ヤフオクのフリマ出品で17.9%でした。

”新”ラクマ体制になっても、メルカリの一強状態はしばらく変わらないでしょう。

”新”ラクマの強み

メルカリなどのフリマアプリと比較して、ラクマの最大の強みは「販売手数料無料」です。

メルカリでは商品代金の10%が販売手数料として差し引かれることになっていますが、ラクマではそれが一切ありません。

これは価格が高くなればなるほど大きな差が生まれ、手数料がかからないほうが出品者はより多くのお金を手にすることができます。

正直、販売手数料や購入時の決済にかかる手数料を安くするくらいしか、メルカリと大きく差別化を図る方法が思いつきません。

ラクマとしては「販売手数料無料」を前面に押し出してメルカリからユーザーを呼び込みたい(奪いたい)、と考えていると思います。

手数料無料でも運営は大丈夫?

フリマアプリの最大の収入源である販売手数料がゼロのラクマは、何を収入源としているのでしょうか。

私は、販売手数料以外でフリマアプリから大きな収入を得ることはできないと思っています。

しかし、ラクマの運営の母体は楽天という大企業なので、(あくまで推測ですが)資金面には困っていないと考えられます。

 

まとめ

今回はフリマアプリ「ラクマ」と「フリル」の統合についてお伝えしました。

 

2014年4月、フリルのダウンロード数が100万を超えた頃に、フリル運営元の株式会社Fablicの堀井翔太代表取締役CEOが、ECzineのインタビューで以下のように述べています。

大手が販売手数料無料で参入されても、『Fril』は伸びているので今のところ影響はないと考えています。ユーザーはCtoCのサービスでは、規模がいちばん大きいところを使いますよね。売り手は買い手がたくさんいるところで売りたいし、買い手は商品がたくさんあるところで買いたい。そういう意味で言うと、僕らは1年半以上やってますから、コミュニティとしてはいちばん大きい。手数料無料でも売れないところには出品しないと思うので、先行者メリットは大きいと思います。

この言葉を今の状態に当てはめると、「規模がいちばん大きいところ」がメルカリになっています。

少し厳しい目線で見ると、現在のラクマが「手数料無料でも売れないところ」になりかけているとも言えます。

 

ラクマとフリルが統合した「”新”ラクマ」で、果たして楽天側はメルカリに追いつくことができるのか、注目していきたいところです。

それではまた!

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